伝説ロマン溢れる津保谷(TSUBODANI)のブログ

岐阜県に流れる長良川支流の津保川上流域に位置する歴史と文化の彩りが色濃く残る地 関市「津保谷」の魅力に迫ります。

東京の大学生が津保谷に来てくれました(*’▽’)

保谷の田んぼの中に生活する「地域おこし協力ライターT」が紹介します。

9月上旬、東京 青山学院大学の学生が津保谷地域に来てくれました!

 

東京の青山学院大学には、学生300人ほどが加入している国際ボランティア愛好団体「SHANTI SHANTI」というサークルがあります。

 

詳しくは・・・

国際ボランティア愛好団体「SHANTI SHANTI」

https://gakucir.com/detail/617

 

簡単に言うと、自分たちが地域の産業のお手伝いをすることで、世界にある様々な社会問題を解決するための小さな一歩になるきっかけになればいい、ということを目的としているサークルです。

 

本来は日本国外での活動を拠点としているボランティアサークルですが、数年前から日本国内でも活動が始まりました。その中でも「岐阜でボランティア活動をしたい!」という学生が集まり、グループが結成されました。

 

その名も「みたす」。

 

さらにご縁が重なり、人口重心地のある「津保谷」を選んで下さいました!

 

自分自身の経験を満たす、その土地に住む人々の心を満たす など様々な想いが込められているそうです。

 

保谷に2泊3日されました。

 

1日目は、原木しいたけ栽培のお手伝い

菌が打ち込まれた原木を軽トラに載せ、別の場所へ運ぶ作業。

 

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原木は1本あたり2キロくらいあります。

 

「こりゃ、高齢者の方では大変だわ」とお手伝いした学生が一言。

 

国内しいたけ消費量の1割ほどしかない「原木しいたけ」。

 

ここ、武儀地域では何十年も前から栽培されてきた「原木しいたけ」を数少ない農家さんが守り続けています。

 

原木しいたけについて詳しくは・・・

http://tsubogawakankou.web.fc2.com/main/tokusan/tokusan.html

 

お昼ご飯は、椎茸ごはんとお味噌汁。

 

おかわりをする人が続出!!

量は人数の倍以上あったにも関わらず、あっという間になくなってしまいました

 

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2日目は、上之保産ゆず栽培のお手伝い

まず初めにゆず製品でお馴染みの青柚子胡椒の原料となる、胡椒の収穫をしました

 

青柚子胡椒は、コチラで購入できます!

http://www.kaminohoyuzu.co.jp/service.html

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指1本ほどの大きさしかない胡椒を1本1本収穫するのは、大変です。

 

次に、上之保で最大面積を誇るゆず畑にて、害虫除けのシートの取り外し作業を行いました

 

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斜面で行うシートを固定している杭の取り外し作業、シートについた泥を落とす作業は、大変な重労働です。

 

あまりの一生懸命さに頭が下がります♪<(_ _)>

 

普段は、シートの設置・回収作業を2人で行っていますが、大勢でやると楽しいし、あっという間に終わる。

 

最後に、JAバンクのCMで放送された場所で、かみのほゆず株式会社の方と全員でパシャリ!

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JAバンクCMは、コチラから・・・

http://www.jabank.org/about/contribution/nougyochiiki/#cnts-inner2

 

いい汗をかいたあとは「ほほえみの湯」でほーっと一息。。。

 

まだまだ終わりません。シメは、ジビエパーティー

 

狩猟を行っている方々から、上之保における獣害やワナのかけ方を学んだあと、

地元で捕獲されたシカやイノシシを焼いて頂きました。

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「全く臭いないね、こんなに食べやすいと思わんかった」

 

用意されたお肉はあっという間になくなってしまいました。

 

残さずきれいに食べてもらえたことに猟師さんは喜んでおられました!

 

3日目、帰路へ。

 

今回の研修で目に見える経済効果は、一人2千円もゆず製品を購入頂けたことです。

 

しかし、目には見えませんが、20代の若者たちが多く来て下さり元気をもらったこと、さらに、私たちだったら通り過ぎてしまう、場所で独自の楽しみ方を見つけて楽しむといった、研修で出会ったヒト・モノ・コトを彼・彼女にしかない、都会から見る独自の視点から、新しい津保谷の魅力や楽しみ方をたくさん発掘して頂けたことが、津保谷に住む人々の最大の恩恵だったのではないかと思います。

 

なによりも、津保谷に来てくれたことに感謝!!

 

この研修を機会に友達を誘って津保谷に来てくれ、津保谷と繋がりができ、津保谷ファンが増え、津保谷に住む人々の心が満たされていくことを期待したいです。

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