伝説ロマン溢れる津保谷(TSUBODANI)のブログ

岐阜県に流れる長良川支流の津保川上流域に位置する歴史と文化の彩りが色濃く残る地 関市「津保谷」の魅力に迫ります。

津保谷に城があった!織豊期の石垣残る【一柳城】

いらっしゃいませ!地域おこしライターえさゆうです♪

地域おこしライターえさゆう

一柳城(関市富之保)をご存知ですか?

 

「大洞城のはなし」と『一柳城』看板

“「大洞城のはなし」と『一柳城』について”

源平の戦いの後、甲斐の国から命を受けた大和守昌知が大洞に仮小屋を造り大洞城と名付け、この地一帯の荘園の管理をした。(荘司ヶ洞に宇佐美丹波守が居城を構えた)

その後、美濃が信長の領地となり一柳伊豆守直末(殿様)が愛宕山に新たに築城し後に一柳城と名付けられた。

 

一柳城は廃城となって既に400年以上が過ぎていますが、本丸跡と覚しき石垣が、わずかに城の名残りをとどめています。

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一柳城址に残る石垣

※一柳城の歴史について詳しく知りたい方は、「武儀町史」「武儀のむかし話続編」をご覧ください。関市図書館本館・武儀分館に配架されています。

 

まずは、一柳城址へのアクセス方法からご紹介!

一柳城址アクセス方法

関市富之保県道63号線沿いのスーパーマルマン住宅の間にある稲荷神社への道路が登城路へ続く道です。(結構小さい看板なので見落とし注意)

 

一柳城址案内板

「この先一柳城址」の案内板に従って、真っすぐ進みます。

 

普通乗用車1台が通れるほどの細道を進むと、

一柳城址への道

稲荷神社が見えてきます

まずは稲荷神社が見えてきます。この神社の裏山に一柳城址はあるのです!

 

稲荷神社の境内

稲荷神社付近にトイレは無いので注意です。

駐車場も無く、神社脇の空き地に車3台程度のスペースがあるだけです。

 

一柳城址の看板

この看板あたりから登城していきますよー!

ここから頂上まで徒歩約20分

 

それでは、いってきまーす!!

一柳城址登城口

一柳城址の山神様

山神様にごあいさつ。ここに立ち入らせていただきまして、ありがとうございます。

 

一柳城址の登城道

多少気合を入れないと登れないような道もあり。小学校高学年ぐらいなら楽に登れるかなといった感じです。

一柳城址は、古城探訪の人気スポットであり、地元小中学生登山の場でもあります。

 

晴れた日は、冬でも汗ばむぐらいの運動量♪

一柳城址の登城道

一柳城址の足元注意箇所

登城道は、基本的には整備されていますが、足元注意な場所も何カ所かあります。えさゆうスニーカーで来ていますが、登山靴があると登りやすそうです!

 

 かなり急な道もありますのでお気をつけて!

一柳城址の急な道

一柳城址の急な道

一柳城址の急な道

ところどころ手をついて登った方が良さそうな箇所もあるので、軍手があると便利です!

 

石垣が崩れた後?

これは、石垣が崩れた後なのでしょうか・・・地元の方に聞きましたが、一柳城三の丸の石垣を使って「大洞地区の橋を作った」という逸話もあるそうです(真相は謎につつまれています)。

 

さてさて、急な山道を登りきると、明るく開けた場所に出ます。一柳城址の開けた場所一柳城址道中からの景色

ヤッホー!!!!

良い眺め~♪晴れた日は日差しがとても気持ち良い!

 

一柳城址はこちらへ進みます。

一柳城址へはコチラに進みます

ど、どこが入り口!?

(ちゃんと分かるようになっているのでご心配なく♪)

 

城跡への道クライマックス!この辺りから、城な感じがグッとアップしていきますよ!えさゆう、織豊期のロマンを感じながら歩いてみました♪

一柳城址への道クライマックス

一柳城織豊期の石垣

一柳城織豊期の石垣

ロマンを感じます!最近、一柳城址に、古城探訪で訪れている人が多いのも頷けますね!

 

頂上までもう少し、ここを登り切れば、

ここを登り切れば一柳城址の頂上

一柳城址の頂上

頂上に到着

ここが一柳城本丸跡。平地になっていますので、ここが頂上だとすぐに分かります!

 

もあって神聖さが際立っていますね!

一柳城址頂上の神棚

一柳城址織豊期の石垣

これが織豊期の石垣かぁ~!ロマンを感じますね~♪

 

いまは城跡だけですが、きっと昔はここから城下を眺めていたことでしょう♪

この地は加茂郡から郡上八幡に至る重要な位置にあって重視されたそうですよ!

 

帰り道も織豊期のロマンを感じながら♪

織豊期のロマンを感じながら

一柳城址からの帰り道

戻ってきた~!軽く汗かく感じ。

できたら登山靴軍手を用意したほうが良いですね♪

 

織豊期の石垣残る一柳城址でした~!

ではでは~♪

 

 

一柳城址

 場所:岐阜県関市富之保(稲荷神社裏手)

  ※アクセスは、スーパーマルマン(岐阜県関市富之保4061-1)を目指すとわかりやすいです。

 登山に要する時間:片道20分程度