いらっしゃいませ!地域おこしライターえさゆうです♪
今年も鮎の季節がやってきますよ~!!!
※本記事は、2018年の記事です。2019年の稚鮎放流記事はこちら▼
平成30年4月3日(水)、津保川では今季初となる稚鮎が関市富之保地区に放流されました!!
津保川の鮎釣りは、津保川漁業協同組合(遠藤慶司組合長)の管理区域で、同漁協管内の平成30年友釣り解禁日は5月27日(日)。
富之保地区の放流を皮切りに、解禁日までに合計4,040kg(例年並み)の稚鮎が放流される予定です。
初夏の風物詩と言えば鮎。
津保川はたいへん人気の鮎釣りスポットであり、友釣り解禁日以降は大勢の釣り人が来場します。
さてさて、稚鮎放流の前に、いろいろと舞台裏の準備が行われていたのでレポートしますよ!
この写真中央あたりにご注目!黄色い糸が見えませんか?
これは、「防鳥糸」と呼ばれるもので、川鵜などの鳥に稚鮎が食べられてしまうのを防ぐ役割があります。
これが川鵜!!津保川で有名な「川鵜が羽を乾燥させている」シーンです。
(ちょっとカッコイイかも・・・)
川鵜1羽で1日あたり稚鮎を50匹程度食べてしまうそうです。川鵜は繁殖力がとても強く、毎年増え続けているとのこと。
津保川に張られた黄色い糸は、川鵜に稚鮎を食べられないための工夫なんですねー!
防鳥糸は、津保川漁業協同組合の方々が3月下旬~4月上旬にかけて手作業で張り巡らします。
声を掛け合って、糸が絡まらないように仕掛けていく、なかなか根気のいる仕事です。
津保川の鮎釣りは、こういった努力に支えられているのですね!
ちなみに、水深が深い場所は、
ボートを使用することもあるそうです!ただ、この日はボートを使用しているシーンを撮影することはありませんでした。
防鳥糸を張った後は、いよいよ稚鮎を放流します。
稚鮎は、トラックの水槽に載せられ、県魚苗センター(4月3日放流分)からやってきます。
酸素供給のボンベも完備。繊細な稚鮎はたいせつにされています。
トラックの荷台によじ登り、水槽の中にいる稚鮎を網ですくいあげて、
放流用のバケツに移し、
津保川に放流します。バケツ1杯で約5kgの稚鮎が投入されるそうです。
稚鮎は体長約10cm、体重は約10g。1kgは100匹ほどの計算になりますね。
4月3日は、関市富之保地区を流れる津保川に、190kg(約1万9000匹)の稚鮎が放流されました。
4月18日には、琵琶湖産の稚鮎280kgを放流予定です。
稚鮎たちは、元気よく津保川に旅立っていきましたよ♪
大きく育つんだよ~!成長を願っています。
今年は津保川で鮎釣りを楽しんでみませんか?
ではでは~♪
津保川漁業協同組合
岐阜県関市下之保2478-1
0575-49-3622(9:00~16:00)