いらっしゃいませ!地域おこしライターえさゆうです♪
晴れ渡る春空のもと、関市富之保で原木しいたけの菌打ちにはげむ農家さんを取材しました!
みてください!この肉厚な原木しいたけ!
そして、この画像に鼻を近づけてください!パック越しに森の香りがしてきませんか?
これは、【富之保の自然栽培 まさる・よしえちゃんの原木育ち】というブランドの原木しいたけ。
関市富之保で原木しいたけ栽培に取り組む、長尾勝さん&熊澤良兄さんの協力のもと生み出されています。
原木しいたけと言えば、旧武儀町(現関市)の特産品。
岐阜県下最大級の生産規模を誇る【武儀の原木しいたけ】はこうした椎茸農家さんに支えられています。
まさる・よしえちゃんの原木育ちは、道の駅平成で購入することができるほか、
収量によっては、とれったひろば関店でも買えるそうですよー!【原木育ち】のパッケージを要チェックですね♪
原木しいたけの食べ方でオススメは、バター醤油焼き!
これがまた美味すぎなんです♪香りだけでご飯3杯はいけちゃうぐらい♪
さてさて、そんな美味しい原木しいたけですが、どうやって作られるのでしょうか?
まずは、山から原木を伐採することからはじまります。
山が紅葉し始めた頃から春の新芽が出るまでの期間に、武儀の山の中で原木となる木(主にナラ)を伐採します。
伐採した原木は、1本1本電動ドリルで穴があけられていきます。
原木の太さによりますが、1列に6つの穴を複数箇所あけるそうです。
次に、あけた穴の中に植菌棒を使って種菌を打ち付けます。この植菌作業は、2月~3月頃が最も良い時期とのことです。植菌の時期が遅れると、菌糸の伸長も遅れてしまうため、みんなで協力して短期間で仕上げていきます。
オガ菌を植菌棒の先端で軽く突いて適量を取り、1個1個の穴に打ち付けていきます。みなさん、ものすごく手際良く進められていました!
その後、打ち付けた種菌に蝋を塗り付けてフタをします。
この過程は、栽培者によって違いがありますが、富之保の原木栽培では、打ち付けた種菌に蝋でフタをします。これは乾燥を防いだり、雑菌を防ぐ役割があるそうです。
菌打ちした原木は、しばらくハウスの中に置いておき、
原木に菌が回った頃に山に移動します。この移動もすべて手作業で行います。
原木の伐採から収穫まですべて手作業。手間ひまかけたからこそ出せるホンモノの味。
じっくり時間をかけて原木の栄養で育てられたしいたけからは、良質の旨味が溢れ出ます。
【富之保の自然栽培 まさる・よしえちゃんの原木育ち】。
秋の大収穫を待ってますー!!
ではでは~♪
取材協力
長尾勝さん、熊澤良兄さん(関市富之保)