いらっしゃいませ!地域おこしライターえさゆうです♪
岐阜県関市でパッションフルーツが栽培されていることをご存知でしょうか?
パッションフルーツとは、ブラジル原産のクダモノトケイソウを美味しく改良してつくられたフルーツです。
名前のとおり、花は時計の文字盤の上に時針が浮いた形をしており、
原産地の中米で、パッションフルーツの花を初めて見た宣教師が、思わず胸で十字を切ってお祈りしたそうです。
果実は丸い球形をしており、
半分に切ると種を包んだゼリー状の果実と果汁が入っています。種はそのまま飲み込んでも、パリパリと噛んでもOK。さわやかな香りが特徴です。
さて、そんなパッションフルーツですが、
今年も関市武儀地域で作付けが始まりました!
関市武儀地域のパッションフルーツは露地栽培。味、栄養価ともに格別。都市部から買い付けに来るファンも多いそうです。
例年2月ごろから畑に杭を打ち付け、
ツルを絡ませるネットを張り付けていきます。現在の栽培面積は、3ヘクタール。将来的には10ヘクタールにしたいとのこと。
その後、4月中頃から5月頃にかけて苗を植えます。
これがパッションフルーツの苗。今年は1,500個(例年並み)植える予定。昨年の収量は約2.5トン。一昨年は約5トン。同じ苗数を植えても、天候などの要因で収量に差が出てくるそうです。
花の開花は、年2回。6月~7月ごろと9月~10月ごろにかけて開花します。果実を収穫することができるのは、開花からほぼ60日後。
さてさて、5月10日は、パッションフルーツの苗植えを地元保育園児が体験したのでレポートしますよー!
午前10時、パッションフルーツ畑に元気よくちびっこたちが登場!
地元、武儀やまゆり保育園の園児たちです。
早速、苗植え体験スタート!
まずは関むぎパッションフルーツ組合の古池裕美さんがお手本を見せます。「パッションフルーツは直射日光があたり、風通しの良い場所に植えます」「あまり深く植えない方が良いです」などなど指導されていました。
お次は、園児たち1人1つの苗を植えていきます。
パッションフルーツの達人たちに手伝ってもらいながらも、真剣に苗を植える園児たち。
穴を掘って苗を植え付け、ツルを絡ませて...
とてもキレイに植え付けられていました♪
「6月ごろにはキレイな花が咲きます」「8月ごろには赤い実がなります」「またパッションフルーツ畑に来てください」と古池裕美さん。小さいころから地元産業に触れることができるって貴重な経験ですよね!
「またパッション畑に来たい」「パッションフルーツジュースが飲みたい」。別れを惜しみながら、園児たちは帰っていきました。
夏の大収穫が楽しみですね!
ではでは~♪
関むぎパッションフルーツ組合
TEL:0575-49-3003