いらっしゃいませ!地域おこしライターえさゆうです♪
岐阜県関市(武儀地域)で、露地栽培のパッションフルーツが栽培されていることは、ご存知ですか?
パッションフルーツとは、ブラジル原産のクダモノトケイソウを美味しく改良してつくられたフルーツです。
名前のとおり、花は時計の文字盤の上に時針が浮いた形をしており、
原産地の中米で、パッションフルーツの花を初めて見た宣教師が、思わず胸で十字を切ってお祈りしたというエピソードもあるそうです。
さてさて、今回はパッションフルーツの受粉作業を取材しましたよー♪
前回えさゆうがパッション畑に訪れたのは、2018年5月10日。その日は、地元保育園児の苗植え体験が開かれていました。
パッションフルーツは、生命力がとても強く、成長速度が速いと聞いておりましたが・・・
2018年5月10日
2018年6月26日
ホントに成長速すぎぃー!!!わずかひと月半でこの成長っぷり!
すごい!すごいぞパッション!!
ところどころ、青い実(熟せば赤くなる)がなっており、
この立派なパッション玉は、受粉という工程を経て誕生します!
受粉が完了すると、花の中から実が発生し、
花は次第に枯れてゆきます。
パッションフルーツの花は、開花する時間が決まっていて、
午前9時から10時ぐらいにかけて咲きます。時計草とは、よく言ったものですね!
ひとつの花が開花する期間は、わずか一日!!
一日の間に受粉が完了しなければ、実らずに枯れ落ちてしまうそうです。パッション自らの力で受粉することも可能ですが、人の手で受粉させてやることで、実りが多くなり収量が増します。多いものでは、一本の苗に80個の実がなるそうですよ!
ちなみに、関むぎパッションフルーツの開花の瞬間を捉えた貴重な映像はこちら♪
これがパッションフルーツの花のつぼみ。
ほとんどのつぼみは、茎と葉の間から発生します。
パッションフルーツの花には、おしべとめしべがありまして、
麦のような形をした部分が「おしべ」、先端がハート形になっている時針の部分が「めしべ」です。
「おしべ」の裏側には、黄色い花粉がついており、
「めしべ」に塗り付けてやることで受粉が完了します。
取材している間にも「あっちでポン」「こっちでポン」といった具合に花が開花しており、
どの花の受粉が完了していて、どの花が完了していないのか、わからなくなってしまう・・・
「受粉作業の困ったところだ」と笑うのは、
関むぎパッションフルーツ組合の古池裕美代表。露地栽培にこだわったパッションフルーツを、10年以上前から作り続けています!
開花は、6~7月ごろと9月~10月ごろの年2回。8月には、収穫の最盛期を迎え、真っ赤に実ったパッションフルーツが畑を彩ります。
そのころには、パッションフルーツの甘い匂いが畑いっぱいに広がるとのこと!天然のフレグランス、めちゃくちゃ楽しみです♪
ちなみに、パッションフルーツの若葉は、
お茶にして飲んだり、天ぷらにすると美味しいそうですよー!!
早速、天ぷらを実践したい人が(笑)この方は、合同会社地域と協力の向こう側代表のひげりんですね♪どんな味だったのか、機を見てリポートしてみたいと思います!
生玉は、9月から10月ごろにかけて出荷がはじまりますよー!
無農薬露地栽培の関むぎパッションフルーツは絶品。銀座から買い付けにくる人もいるほど♪ぜひ、一度食べてみてくださいね!
今期の大収穫に期待しましょう!!
ではでは~♪
関むぎパッションフルーツ組合
TEL:0575-49-3003