いらっしゃいませ!地域おこしライターえさゆうです♪
2018年8月5日、伝説ロマンウォークの会(NPO法人日本平成村内)が「関市武儀観光スポット」マップを発行しました!
今後、関市内の公共施設や観光スポット、飲食店などに設置されていく予定です。関市武儀生涯学習センター(岐阜県関市富之保2001-1)に印刷したものが用意されているので、必要な方はそちらでゲットしてくださいね♪
「関市武儀観光スポット」マップでは、武儀のおすすめ観光スポット18か所、登山&トレッキングスポット4か所を掲載しています。
マップデータは、伝説ロマンウォークの会ホームページからダウンロードすることができますが、
このブログでも、掲載スポットを一挙大公開しちゃいますね!
※詳しいアクセス方法は、各リンク先を参照いただくか、伝説ロマンウォークの会ホームページをご覧ください。
①一柳城址
美濃が信長の領地となり、一柳伊豆守直末が愛宕山に築城し、一柳城と名付けた。当時の石垣がいまでも残っている。地元小中学生の登山の場でもあり、古城探訪の人気スポット。
②八滝ウッディランド(公式ホームページはこちら)
武儀を代表するキャンプ場。県道58号線の小宮地区から祖父川に向かう終着地の山間に広がる芝生広場・遊具・野外ステ-ジ等を備え、美しい滝もある行楽スポットである。
③しあわせの気の森(道の駅平成裏手)
その昔、渇水続きで不作に喘ぐ農民達が神の祠に祈り、水の流れを見つけ、やがて水路を開いた。宇宙の「気」と森の「木」が重なり合って「しあわせの気の森」が誕生し、白ヘビ様が目を覚ました。
④日龍峯寺(高澤観音)
岐阜県最古の寺。舞台づくりが京都の清水寺に似ていることから「美濃清水」と呼ばれている。境内には、北条政子が建立したとされる多宝塔があり、国の重要文化財に指定されている。
⑤清兵衛渕(せいべえぶち)
春の桜、秋の紅葉は見事。木の緑を映す渕は深さ十米ほどで岩を打つ水流が渦を巻く。水底の大岩は岩窟となっており川好きの清兵衛どんがドチロンベに引き込まれた話は有名である。
⑥乳岩神社
見事な乳房形の岩全体は鍾乳石で覆われている。岩から落ちる甘い匂いの水滴が、空腹の赤ん坊を救ったという伝説がある。昨今は「乳房の病」に効能ありと伝わる。
⑦乙女滝
市三郎は村人から慕われた庄屋であり腕のよい猟師でもあった。ある日、狙い撃った大猪が乙女滝の滝壺に落ちたかと思うと天狗に変わったのを見た。市三郎は、その恐怖から猟師をやめ、果樹栽培に取り組んだ。
⑧お宮の清水
その昔から白髭神社境内の一角に湧き出るこの清水は、火傷や切り傷を治す水として人々に重宝がられたという。昭和六十一年に「岐阜県の名水五十選」に指定された。
⑨鬼が落とした大石
子どもたちが腹をすかした大鬼に食べ物を与えた。そのお礼にと腰につけている石の威力を借りて『御館野』から『から山』へ飛んでみせた。勢い余って飛び過ぎ不思議な石を落とした。
お次は「まだまだあるよ!武儀の観光スポット」をご紹介!
A.法の池
行基菩薩が立てた錫杖の下から水が涌き出し池となった。ここを法の池と名付けた。法の池の前後に二の池、三の池を構築し棚田を拓き米作りを奨励した。これを、鏡山の三つ池(仏・法・僧)と呼ぶ。
B.満願寺「宝物殿と絵天井」
田園地帯の小高い所に建ち、誰が呼んだかこの寺を「武儀の大原」と伝わる。正門から上ると鐘楼門、その奥に本堂、左側に天井絵の宝物殿があり関市指定文化財等が安置されている。
C.南宮神社
この南宮神社が垂井の南宮大社より早く建立されていたという。徳川幕府の時代に双方を併せて支配されるようになったと伝わる。鳥居の後ろの大石は「六兵衛さの力石」伝説がある。
D.水無神社
毎年4月15日に近い日曜日に祭礼が行われる。「水無神社」の神様を「御旅所」まで道案内する役目を「棒振り」と言い、雄役と雌役の二人が鬼面をつけ長い棒で悪魔払いして歩く。
E.馬頭観音
道路整備された現在は、貨物トラックが主流であるが、昔は荷馬車が唯一の輸送手段とされ、雪の峠道等で馬もろともに谷底へ滑り落ちる事故も多く、その労働は過酷であった。馬も手厚く葬られた。
F.竜宮「乙姫様のしょんべきだ」
多々羅地区の中之保川に竜宮と呼ばれる大岩がある。その近くに竪穴の小岩が二つありこれを「乙姫様のしょんべきだ(小便所)」と言う。干ばつ時はここを浚えると雨が降ると伝わる。
G.中之保公園
公園のトイレ横から下り、中之保川にかかる橋を渡った正面の山麓に人口重心地がある(私有地につき立入り不可)。この地域の字名から「多々羅(たたら)公園」とも呼ばれる。
H.弘法様の目薬
昔、弘法大師ご一行がこの地を通られた時のこと、お大師様が麦の穂先で目をつかれ眼が赤く腫れ上ってしまった。ところがこの湧き水で目を冷やされたら治ってしまったという伝説が残る水場。
I.森勝五郎の屋敷跡
今から三百年ほど前、森勝五郎佑近(森蘭丸の甥)が移り住みこの地を拓き「轡野」と名付けた。(当時の武将、大島雲八の信を得ていた)轡野の地に七倉三門の大屋敷を築きあげた人物。
最後は、マップ下段の「気軽に楽しむ!武儀の登山・トレッキングスポット」をご紹介!
a.水晶山(545.9m)
水成林道終着地に案内看板があり、水晶山登山口まで車で行くことができる。登山口に普通乗用車3~4台の駐車スペースあり。整備された登山道の中腹に、人口重心地モニュメントが建つ。
b.平成山(381m)
元号が平成の世になり、元号と同字の「平成(へなり)地区」があったことで全国から注目され観光客やマスコミがごったがえした。元日の朝「平成の山から初日の出を見る会」のイベントが企画された。
c.高澤山(354m)
日龍峯寺(高澤観音)本堂への石段を上がり籠堂裏側に歩を進めて行くと、左手に龍神の池があり、その右側に登山口がある。登山道は周遊路もあり、整備されている。
d.権現山(524.7m)
平成15年に地区有志7名で轡野守り隊を結成。3年をかけて、安心安全な登山道整備や案内板24枚を順次設置。快晴の日は御嶽・乗鞍・恵那山も一望することができる。
いかがでしたでしょうか?
実は、このマップに掲載したスポットは、武儀のごく一部。
武儀には、伝説やむかし話が60以上も残っており、その様子は書籍「武儀のむかし話」にまとめられています。今回のマップで取り上げられたスポットも「武儀のむかし話」から抜粋されています。
この書籍は、NPO法人日本平成村で販売されているほか、関市図書館本館および武儀分館で読むことができますので、ぜひ一度お手に取ってご覧くださいませ!
多くの方に、武儀へお越しいただくことを心待ちにしております!
ではでは~♪
関市武儀観光スポットお問い合わせ
発行者:伝説ロマンウォークの会(NPO法人日本平成村内)
電話:0575-49-2855