いらっしゃいませ!地域おこしライターえさゆうです♪
平成30年9月10日(月)~9月13日(木)の4日間、津保谷(武儀、上之保)を舞台に「せきららゼミ」が開かれました!
せきららゼミとは・・・?(関市役所公式HPより)
いろいろな形で関市という地域で関わっている人と出会い、その人の言葉を聞くことや、関市の自然や文化を体験することで、自分の関心がどんなところにあるのか、10年後に「どんな地域との関わり方があるのか」「これからの自分にどんな働き方、生き方があるのか」をじっくりと考える4日間です。
このせきららゼミに、えさゆうも講師として参加したほか、4日間撮影を通しながら密着取材させていただきました♪
タイムテーブルはこんな感じ!
この企画は、関市役所市民協働課主催(合同会社地域と協力の向こう側運営協力)。
せきららゼミの拠点となる施設は、そばのカフェおくど。築140年超の旧豪農屋敷を改装し、2018年8月1日に古民家コワーキングスペース&カフェとしてオープンしました!
そばのカフェおくどについて詳しくはこちら!
さてさて、さっそく初日から、せきららレポートしていきたいと思います!
Day1 9月10日(月)テーマ「地域と仲間を知る」
14:30~講座①「関(まち)の今とちょっと昔ばなし」スタート!
講師は、NPO法人日本平成村事務局長の池田清純さん。池田さんからは、長年まちづくりNPOに携わってきた経験から、関市武儀地域の歴史と武儀地域の課題解決に向けてNPOとして取り組んでいること等についてお話いただきました。
「武儀は元号と同字のまち」「岐阜県下最大級の原木椎茸の産地」「いなかっ子クラブの取り組み」など現場からの話はとても貴重でした!
その後、ちゃぶ台ワーク①「なぜ今そこに?今ここに?仲間や関との接点を見出してみよう(講師:中田誠志さん)」
「自分と同年代の方々がどんな考えを持っているか知りたかった」「自分のこれからを考えるきっかけになればと思って」「広報をみて面白い企画だと感じた」など、せきららゼミ参加の動機などを語り合いました。
17:00からはおくどの夕食交流会。地元食材を使った料理が豪華に並び「美味しすぎて何回もおかわりしてしまった」「こんなにしっかりした料理は初めて食べた」など大好評でした♪
こちらが、せきららゼミの4日間、参加者や協力者の胃袋を満たしてくれたおくど料理長(左側)とスタッフの家田さん(右側)。本当に美味しい料理をありがとうございました!
夕食後、参加者たちは上之保温泉ほほえみの湯で汗を流し、宿泊施設(上之保ふるさと会員施設)へ。
後日談ですが、初日は午後9時30分ごろには全員就寝していたようです!きっと緊張して疲れていたのですね(笑)
Day2 9月11日(火)テーマ「動いてから考えると何かが変わる!」
6:30~フィールドワーク「関むぎパッションフルーツ収穫体験」スタート!
パッション畑の朝は早い!!関むぎパッションフルーツ組合代表の古池裕美さん(写真中央)から、パッションフルーツの栽培方法や収穫方法を教えていただきました。
3haの広大な敷地面積をもつパッションフルーツ畑(本州最大規模)。1人3列ほどを担当して、熟して落果したパッションフルーツ玉を拾い集めていきます。
振り向きざまにパチリ♪みなさん、すごくいい笑顔ですよー!!
パッションフルーツの爽やかな香りを嗅ぎながらの収穫体験。「生まれて初めてパッションフルーツを見た」「めちゃくちゃ楽しかった」「自宅の庭で栽培してみようかな」などなど、とても良い経験になっていたようでした!
収穫体験後はおくどに移動して、講座②「地域資源活用に取り組む農業生産者の話」と題して、改めて古池さんからお話を聞きました。
「なぜ古池さんは、パッションフルーツ栽培をはじめたのですか?」「露地栽培のパッションフルーツはどんな特徴がありますか?」「何歳までこの仕事を続けますか?」などなど、参加者からせきららな質問が飛び交っていました♪
その後、道の駅平成内を視察して、道の駅平成に隣接する平成しいたけ園でしいたけ狩りを体験。
狩り取った原木椎茸は、その日のうちに美味しくいただきました♪肉厚で香り高い武儀の原木椎茸は、若者たちにも大好評。参加者の中には、椎茸嫌いを克服できた方も!?
昼食後は「チャレンジワークショップ」。パッションフルーツの花を活用したハーバリウムづくりにチャレンジ!講師は、美濃市でハーバリウム講師として活躍中の宇野真理先生。
講師の宇野先生もパッションフルーツの花を活用したハーバリウムは初めての試みのようで「パッションフルーツの花はとても繊細な花」「乾燥方法に課題はあるが、特徴的なキレイな花でもあるので、今後どのように活用していけるか参加者のみなさんと考えていきたい」と話されていました!
14:00からは講座③「関市の地域資源活用に関わる関市地域おこし協力隊の実践話」と題し、えさゆうが50分ほど講演。その後、ちゃぶ台ワーク②「魅力的な特産品を活かせるまち・ひと・ナリワイづくり」も講師としてファシリテーションさせていただきました。
武儀地域の特産品の中でも、原木椎茸を原料にした「椎茸すなっく」に焦点を当て、
椎茸すなっくをもっと人気にする方法や、売り方やパッケージデザイン等の改善案、SNSの活用方法などを考えました。
90分という短い時間でしたが、お互いに協力し合い「インターネットで情報を集める人」「発言をメモする人」「コラボ企画を考える人」など役割分担し合い、
最後には、改善提案を全体にプレゼンしていただきました!すばらしいアイデアがたくさん出てきたので、きちんと形にして道の駅平成に届けたいと感じました!
これでせきららゼミも2日目が終了。後日談ですが、宿泊施設内では2日目の夜がいちばん盛り上がっていたそうです(早朝6時30分から活動していたにも関わらず)!
Day3 9月12日(水)テーマ「まちを歩く・見る・聞く・向き合う」
午前中は、伝説ロマンウォークの会会長の丹羽政則さんと川島京子さん案内のもと、武儀地域内の伝説スポットを巡りました!
「岐阜県最古のお寺が関市にあるのを初めて知った」「武儀には多くの伝説が残っていてビックリ」「伝説好きな方に対してツアー旅行などが組めるのでは?」「また友達といっしょに来たい」など、実際にまちを歩いたからこそ出てきた感想をたくさん聞くことができました♪
3日目の午後からは、講座④「若者が関市に戻るための取り組み」と題し、せき・まちづくりNPOぶうめらん代表理事の北村隆幸さんが講演。
ぶうめらんの活動紹介はもとより、「自分とまちの関係を充実させるために必要なものはなんだろうか?」というテーマでグループワークを実施。
①私たちが目指す関市の姿を掲げ→②その現状と課題を分析した上で→③自分の強みやできることを洗い出し→④課題を解決する事業を提案するというところまで掘り下げました。
まちづくりのプロフェッショナルである北村さんの話はとても貴重で、参加者たちに多くの気づきを与えていたことが印象的でした!
3日目の夕飯は、地域の食材を使ってみんなでワイワイカレーづくり。
かまどでのご飯炊きや40人前のカレーの仕込みなどは、参加者にとって初めての経験。ワイワイガヤガヤとにぎやかに作っている様は、昔から友達だったの?と勘違いしてしまうほど!
3日目にもなると、参加者同士のつながりがとても深くなっていることに気づきました♪
「明日でせきららゼミも最後か・・・」「3日間あっという間だったね」「今日宿に帰ったら発表資料つくらなきゃ」など、最終日の前日に相応しい話題が多かったように感じます。ちなみに全員がカレーをおかわりしていました(最高4杯食べた方も)♪
Day4 9月13日(木)テーマ「感じたこと、みつけたものをオリジナルな形でせきららレポート」
笑いあり!涙ありの最終日。1人10分間で、これまでの学びや気づきを全員にシェア。
「いままで自分が気づけなかった部分に気づくことができた」「将来の選択肢が広がった」「地域に関わる方法は、実はたくさんあることがわかった」「自分のことを真剣に考える時間が、とても刺激になった」「すばらしい仲間と過ごせたことに感謝」などなど、せきららな時間を過ごしたからこそ出てきた感想をたくさん聞くことができました♪
これにてせきららゼミ4日間のプログラムは全て終了。最後に終了証とおくどオリジナルブレンドのお米2kgが参加者全員に贈呈されました!
参加者のみなさま、おくどのみなさま、講師のみなさま、協力いただいたすべての方へ感謝して、
ありがとうございましたー♪
せきららゼミお問い合わせ先
関市役所市民協働課:0575-23-7711
そばのカフェおくど:0575-49-3117