伝説ロマン溢れる津保谷(TSUBODANI)のブログ

岐阜県に流れる長良川支流の津保川上流域に位置する歴史と文化の彩りが色濃く残る地 関市「津保谷」の魅力に迫ります。

原木しいたけ菌打ち真っ盛り!八滝ウッディランド「東山さん」に密着

いらっしゃいませ!地域おこしライターえさゆうです♪

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関市武儀地域の「原木しいたけの菌打ち」が、最盛期をむかえています!

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原木しいたけの菌打ちは、例年1月中旬から3月頃にかけて実施する農家さんが多く、とくに2月は最盛期にあたります!

 

原木しいたけの菌打ち作業は、①原木に穴を空けて、②菌を打ち込み、③伏せ込み場に移動させるという単純なものですが、

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それが何千本、何万本ともなると、かなりの根気が必要になってきます。

原木は、軽いもので1本約2kg、重いものだと10kgほどの重さがあり、運ぶだけでも一苦労。

とくに,武儀地域のしいたけ農家さんは高齢化が進んでおり、体力的な面からも、原木の運搬作業に課題を抱えています。

 

さてさて、今回は、八滝ウッディランドの東山さんを訪ねてみました♪

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えさゆうが現場に到着した午前8時には、すでに作業がスタートしていました!

 

八滝ウッディランドの東山さんの場合、岐阜県高山市から原木を仕入れています。

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以前は、自分で伐採した木を使用していたそうですが、70代後半という年齢もあって、現在では原木を仕入れているとのことです。

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「本当は、武儀の山の木を使うのが、一番なんやが・・・」「武儀の木を使えば、山の手入れも出来て、自然にもやさしいんやけどな」という言葉が印象的でした。

 

原木しいたけの菌打ち作業は、まずは、電動ドリルで穴を空けるところからスタート。

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目安として、木口の直径約3倍の数(木口の経が10センチならば約30個)になるように、1列6個の穴を空けていきます。

 

次に、空けた穴に菌を打ち込みます。

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これは、オガ菌を駒状に固めて、キノコの菌糸を培養した成形菌。誰でも簡単に、手で植えられるという特徴をもっています。

 

あとは、この作業をひたすら繰り返すだけということなので、

えさゆうもチャレンジしたみたのですが・・・

 

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めっちゃ大変でした!!

とくにドリルでの穴あけ作業。コレ、かなりの握力が必要です!

わたくし、えさゆうの握力は65kgですが、数打っているとかなりの疲労が・・・

 

「おめぇ、明日筋肉痛やな」と東山さん。冗談抜きに、翌日ほんとうに、筋肉痛になりました(笑)

 

このあと、植菌を済ませた原木は、伏せ込み場に持っていき、

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原木に、しいたけ菌が回るのを待ちます。菌が回ると、上の写真のように白い斑が浮かんできます。

※この先の作業については、こちらをチェック♪

www.tubodani-blog.net

 

東山さんのしいたけはこのシールが目印

東山さんのしいたけは、このシールが目印

今回植菌したしいたけは、今年(2019年)の秋ごろに収穫予定です!

大収穫に期待しましょう!

 

ではでは~♪

 

 

取材協力:八滝ウッディランドの東山國男さん