いらっしゃいませ!地域おこしライターえさゆうです♪
2019年4月17日、岐阜県関市の日龍峯寺(高澤観音)で、600巻に及ぶ経典を広げ、一気に読経する「大般若祈祷会」が行われました!
この法要は、毎年4月17日に行われている仏事です。
大般若経は、「西遊記」にも出てくる三蔵法師玄奘が、最晩年になってから4年余りの歳月をかけて翻訳した仏典。
大般若経は、あらゆる仏典の中でも、最大規模(字数は約500万字、全600巻)を誇ります。そのため、大般若祈祷会は、各巻の表題と数行だけを唱える「転読(てんどく)...パラパラとめくりながら読むこと」という方法で営まれています。
まだ日龍峯寺(高澤観音)をご存じない方は、日龍峯寺公式ホームページをご覧いただくか、下記の記事を読んでみてください♪
2019年4月17日は、日龍峯寺(高澤観音)の室賀経秀住職を導師に、7人の僧侶が読経されていました。
今回、日龍峯寺に集まった室賀住職をのぞく6名の僧侶は、本来は別のお寺にお勤めされています。
4月17日は、日龍峯寺(高澤観音)に集まりましたが、各々のお寺を行き交う形で、互いのお寺で行う「大般若祈祷会」に協力し合っているそうです!
日龍峯寺(高澤観音)では、大般若経の経典が木箱の中に保管されています。
経典は、各々の木箱に50巻ずつ。大般若経は、全600巻なので、この木箱は全部で12個あります。
これを見ただけでも、大般若経が膨大な量ということがわかりますね!
大般若経を読経する際は、木箱の中から経典を取り出し、
パラパラっと一気に読み上げ(転読という)ます!
蛇腹状に折りたたまれた経典を、頭上でパラパラと流す様や、読み終えた経典を机に力強くたたきつける様は、圧巻でした!
これは、写真より動画で見ていただく方がわかりやすいので、ぜひぜひご覧ください(2分35秒の動画です)♪
大般若祈祷会は、午前11から約1時間をかけて行われました。日龍峯寺(高澤漢音)奉賛会の地元住民や参拝客ら、約50名が圧巻の様に見入りながら、無病息災を祈っていました!
なお、日龍峯寺の大般若祈祷会は、どなたでも参拝いただくことが可能です。
次回開催予定は、2020年4月17日ですが、気になった方は、参拝してみてください!
もちろん、大般若祈祷会が行われていないときでも、日龍峯寺(高澤観音)は素晴らしいお寺ですので、ぜひ参拝してみてくださいね!
日龍峯寺(高澤観音)の「大般若祈祷会」。圧巻でした!
ではでは~♪
大般若祈祷会
日時:2019年4月17日(水)11時から
場所:日龍峯寺(高澤観音)本堂