いらっしゃいませ!地域おこしライターえさゆうです♪
ありがとう!平成時代
そして・・・
ようこそ!令和時代
いきなりすみません(笑)
2019年4月30日、平成の時代が終わり、
2019年5月1日、令和の時代がスタートしましたね!
元号と同字の地「平成(へなり)」のある、岐阜県関市東エリアの地域おこしライターであるわたくしえさゆうは、
当津保谷ブログにて、平成に関する記事を多く書いてきたわけですが、
今回の記事は、その総まとめ的なものになっています。
なんと!伝えたいことがありすぎて、
約5,000文字も書いてしまいました!!
過去に類をみないほどの超大作です(笑)。
全部読んでいただけると嬉しいですが、ご興味のあるところからでも、読んでいただければ幸いです♪
【もくじ】
- ①昭和から平成へ。当時の平成フィーバーを振り返る
- ②ありがとう!平成時代実行委員会の取り組み
- 1.オープニングイベント(2018年5月1日)
- 2.椎茸まつり(2018年11月18日)
- 3.平成最後の感謝の鐘を撞く会(2018年12月31日)
- 4.平成の山から初日の出を見る会(2019年1月1日)
- 5.平成最後の春まつり(2019年2月10日)
- 6.新元号予想キャンペーン(2019年3月1日から3月21日)
- 7.タイムカプセルの引き上げ(2019年3月12日)
- 8.平成まつり1st(2019年3月21日)
- 9.平成最後のスタンプラリー(2019年3月21日から4月30日)
- 10.桜を見ながら元号の地を歩こう(2019年3月30日)
- 11.新元号パブリックビューイング(2019年4月1日)
- 12.平成最後の日(2019年4月30日)
- ③平成の空気缶をはじめ、平成グッズが飛ぶように売れた話
①昭和から平成へ。当時の平成フィーバーを振り返る
最初に、なぜ「岐阜県関市の平成(へなり)」がフィーバーしたのか?ということについて、書いていきたいと思います!
より理解を深めていただくために、まずは地理的な説明からさせてください♪
岐阜県関市は、平成17年に5つの町村(武儀町、上之保村、洞戸村、板取村、武芸川町)が合併して、現在のV字型になっています。
合併した5つの町村は、現在では「関市武儀地域」「関市上之保地域」などと呼ばれており、この中で「平成(へなり)」という地名があった場所が、旧武儀町(現関市武儀地域)です!
「平成とは、どんな場所であるのか見ておきたい」
そんな思いを持った方々が、全国から大挙して押し寄せ、当時地区住民35人の小さな山里は、未曽有の平成フィーバーに見舞われました!
平成を一目見るために、幅4mほどの道に、多い日では1,000台の車が列をつくり、
「平成」と書かれたお土産品は、なんでも飛ぶように売れていったそうです。
ズバリ!平成フィーバーとは何だったのか?
ざっくり説明させていただくと、
①旧武儀町には平成(へなり)という地名があった
↓
②元号が昭和から平成に改められる
↓
③元号と同字の地として、旧武儀町の平成(へなり)が注目される
↓
④観光客とマスコミが平成(へなり)にごった返す
↓
⑤平成と書かれたグッズが飛ぶように売れる
↓
⑥平成フィーバーを機に、旧武儀町は「日本平成村」を立村(村長に三田佳子さんを迎える)し、町おこしをはじめる
※平成フィーバーについて詳しくは、こちらの記事もご覧ください♪
②ありがとう!平成時代実行委員会の取り組み
2019年4月30日を以って、元号平成が終わることをきっかけに、
関市武儀地域では、地元NPOや行政・自治会・民間企業・商工会などが集まり「ありがとう!平成時代実行委員会」が発足。
元号と同字の地「平成(へなり)」があるまちから、次の時代へ感謝のバトンをつなげようと、様々なイベントが企画されました!
1.オープニングイベント(2018年5月1日)
2018年5月1日と言えば、平成時代が終わるちょうど一年前。
平成最後の日(2019年4月30日)に向けて、口火を切った「オープニングイベント」では、①ありがとう!平成時代サンクスボード除幕式、②関市武儀地域をPRするキャラクター発表、③キャラクター焼き印パンの販売、④特産品「原木しいたけ」を活用した新メニュー試食会、⑤地元やまゆり保育園児による「Hey!Happyダンスショー」など、大盛況でした!
ちなみに、オープニングイベントにかけつけた報道陣は、5社ほど。
平成最後の盛り上がりかたを思えば、「平成ラストフィーバー、まだまだこれから」といった時期でしたね(笑)
2.椎茸まつり(2018年11月18日)
しいたけの里と呼ばれる「道の駅平成」では、原木しいたけが栽培されており、毎年秋には「しいたけの旬」を迎えます。
椎茸まつりでは、①大鍋で煮込んだ椎茸鍋販売、②原木しいたけの大特価販売、③人気商品(鮎からあげ、ロングアップルパイ等)大幅値引きなどが実施されました!
3.平成最後の感謝の鐘を撞く会(2018年12月31日)
平成最後の年越しは、岐阜県最古の寺日龍峯寺(高澤観音)で、「平成最後の感謝の鐘を撞く会」が開かれました!
このイベントは、平成の30年を振り返り、参拝者の皆さんが「平成最後の除夜の鐘を撞き」感謝の気持ちを全国へ届けようと企画されたものです。
日龍峯寺(高澤観音)は、NHKゆく年くる年に取り上げられたお寺であり、2018年12月31日は、まさにその撮影日でした!
4.平成の山から初日の出を見る会(2019年1月1日)
関市内を中心に、市外・県外からも参加者があった「平成の山から初日の出を見る会」。
当日は、天候にも恵まれまして、とてもキレイな日の出を見ることができました♪
5.平成最後の春まつり(2019年2月10日)
道の駅平成で開かれた「平成最後の春まつり」。このイベントの目玉は、美味しい海産物が勢ぞろいした「富山フェア」でした!
関市の姉妹都市である「富山県氷見市」から、海の幸が届きまして、とくにカニ汁(1杯250円)には大行列が!!
6.新元号予想キャンペーン(2019年3月1日から3月21日)
元号のまち「平成」から新元号を予想しよう!!と銘打って、道の駅平成内に新元号予想ポストが設置されました。
2019年3月1日から21日までの応募期間内に、1,329通の新元号予想ハガキが集まりまして(残念ながら的中はゼロでした・・・)、
2019年4月1日のパブリックビューイング会場にて、すべての新元号予想ハガキが掲示されました。
7.タイムカプセルの引き上げ(2019年3月12日)
1990年に、関市平成地区へ埋設されたタイムカプセルが、29年ぶりに引き上げられました!
引き上げられたタイムカプセルは、関市武儀生涯学習センターに展示されています。
29年間、地中に埋まっていたとは思えないほどに、ピカピカですね(磨きました)♪
8.平成まつり1st(2019年3月21日)
道の駅平成イベント広場で開かれた「平成まつり1st」。この日は、あいにくの大雨が降りながらも、大勢のお客様が訪れました!
平成まつり1stでは、地元(関市武儀地域)の事業所から多くのブース出店があり、そばのカフェおくど、リラクゼーション(サンパヤティ、SPEND-B)、射的など盛況でした♪
わたくしえさゆうの主観かも知れませんが、この日は、若い観光客が多かったような気が・・・(笑)
9.平成最後のスタンプラリー(2019年3月21日から4月30日)
関市東エリアの飲食店や観光施設などを参加店として、「平成最後のスタンプラリー」が開催されました!
このスタンプラリーは、関市東エリアに訪れたお客様に、道の駅平成はもちろん、そのほかの場所にも足を運んでいただこうと企画されました。
道の駅平成におとずれたお客様が、併せて日龍峯寺(高澤観音)や上之保温泉ほほえみの湯を訪問されることが多かったようで、企画は大成功といったところです!
※もちろん、個店の飲食店さんへも来店があったそうですよ♪
10.桜を見ながら元号の地を歩こう(2019年3月30日)
武儀西小学校を発着点に、①道の駅平成、②平成地区、③元号橋、④平成自然公園など「元号の地」を歩くウォーキングイベントが開かれました!
ちなみに、イベント名に「桜を見ながら」と付いていますが、2019年の桜は例年よりも開花が遅かったため「桜のつぼみを見ながら」な感じでした(笑)
11.新元号パブリックビューイング(2019年4月1日)
道の駅平成内の「武儀エコピアセンター」にて、新元号の発表をみんなで観る「パブリックビューイング」が開かれました!
当日は、120名の参加者と70名の報道陣が詰めかけて、会場内は熱気ムンムンでした(酸素薄かった・・・)!!
12.平成最後の日(2019年4月30日)
平成最後の日、道の駅平成には1万人の観光客が訪れました!
それはそれは、とんでもない混雑具合でして、
周辺道路は大渋滞。普段は車で20分の道を抜けるのに、2時間かかったり・・・
道の駅平成の売店に立ち入るための順番待ちができたり・・・
閉店の18時を超えても来客が止まらなかったり・・・
などなど、大大大大盛況でした!
そんなこんなで、平成最後の日には、道の駅平成史上最高の来客数&売上を達成したそうです♪♪
場所を変えると、道の駅平成裏手のしあわせの気の森では「しあわせの架け橋渡り初め式」、武儀生涯学習センターでは「三田佳子さん(日本平成村初代村長)のトークショー」も開かれました!
③平成の空気缶をはじめ、平成グッズが飛ぶように売れた話
ありがとう!平成時代実行委員会では、さまざまな事業体とコラボして「平成グッズ」を企画してきました!
平成グッズの中でも、大反響だった商品が「平成の空気缶」。
岐阜県関市の「平成地区で、平成最後の空気を詰めて販売する」という、前代未聞のこの企画(笑)
平成の空気缶は、ほんとうに多くのメディアに取り上げられ、各種snsでも話題沸騰となっていました!
4/22から道の駅平成で販売がスタートした「平成の空気缶」ですが、4/30までに600缶を売り上げ、完売となりました!
そのほかの平成グッズも、本当によく売れたのですが、とくに人気が高かったものが「平成タオル」です!
平成タオルは、素材にもこだわっていまして「綿100%、愛媛県いまばり産」を採用。
2018年7月22日の販売開始から、2019年4月30日までに、9,000枚超を売り上げました!!
元号「平成」のはじまりと終わりに、全国から脚光を浴びた「関市武儀地域の平成地区」。本当に盛り上がっていました!
平成時代が終わっても、関市武儀地域の平成は永久に不滅なので、
令和時代も平成へ遊びに来てくださいねー♪
道の駅平成はもちろん、ほかにも魅力的なお宝スポットがたくさんありますよ♪♪
ありがとう!平成時代
ではでは~♪