いらっしゃいませ!地域おこしライターえさゆうです♪
2019年8月18日(日)、岐阜県関市の日龍峯寺で千灯供養(ローソクまつり)が開かれました!
千灯供養とは、般若心経を写した紙をローソクに巻き、先祖供養や家内安全などを祈願する行事です。
日龍峯寺では、毎年8月の第3日曜日午後6時から千灯供養が行われており、2019年で17回目を迎えます。
前回、2018年の千灯供養の記事はこちら!
ちなみに、まだ日龍峯寺(高澤観音)を知らない人のためにお伝えさせていただきますが、
日龍峯寺(高澤観音)は、岐阜県最古の寺であり、前方の舞台づくりが京都の清水寺に似ていることから「美濃清水」とも呼ばれています。
日龍峯寺(高澤観音)は、密教の古寺ということもあり山の中にあります。
日龍峯寺(高澤観音)に到着するまでに、県道から3kmほど細道を登っていきますので、
はじめて訪れたお客様は「こんな山奥に、こんなに立派なお寺があるなんて」と驚かれます。
日龍峯寺(高澤観音)境内には、北条政子が寄進した「多宝塔」や岐阜県重要文化財に指定されている「籠堂」をはじめ、さまざまな歴史的建造物があります。
さらに、さらに!日龍峯寺(高澤観音)は、2018年末から2019年始にかけて放映された「ゆく年くる年」に取り上げられたお寺なんです♪
まだ一度も日龍峯寺(高澤観音)に行ったことないという方、すっごくおすすめのお寺なので、ぜひぜひ参拝してみてください!
さてさて話を戻しますが、千灯供養は本尊前に灯されたローソクから火を移すことからスタートします。
奉賛会員が室賀住職から火を受け取り、消えないように本堂下の広場まで運びます。その後、奉賛会の方々が一本一本手作業でローソクを灯していきます。
点火作業に時間を掛けていると、ローソクがすぐに燃え尽きてしまうので手早く作業が行われていました。
17回目を迎えた2019年の千灯供養では、約250本のローソクが灯されました。
「千灯」供養というだけあって、この行事をはじめたころは1,000本近いローソクが立てられていたそうです。
こちらは、1,000本には満たないかも知れませんが、2013年に撮影された大きい卍です。
近年は、規模縮小のため千灯供養の会場を日龍峯寺本堂前の広場に移していますが、以前は第2駐車場で行われていました!
ただ、卍形が巨大であればあるほど、その準備も大変だそうで、4年連続ゲリラ豪雨に遭遇して大変だったときもあったそうです・・・。
2019年は、雨にも降られず無事に開催することができました。
最後に、室賀住職にお話を伺いましたところ「昨年は豪雨災害があった。今年はみんなが平穏に暮らせるように祈りを込めました」とおっしゃっていました。
日龍峯寺(高澤観音)の千灯供養は、どなたでも参加することができます。
夜のお寺にゆらゆらと揺れるローソクの炎は、本当に幻想的な雰囲気を醸し出しており一見の価値ありですよー!
ではでは~♪
千灯供養(ローソクまつり)
日時:2019年8月18日(日)18:00から
場所:日龍峯寺本堂前広場
ローソクの数:250本